仕事×飲みの記事となります。
私管轄の課内でとあるトラブルの発生が発覚し、
可及的速やかに火消しを行わなければならない状況であったため、
当日中に該当の女性社員とのサシ飲みの場をセッティングし、
まずはアルコールの力を借りて、緊張を解きほぐし、
事の真相の追求と、改善策の立案に向けた話し合いを行うのでした。
今回、話し合いの場に利用させて頂いたのはまくろうさんとなります。
↓↓↓まくろう紹介記事はこちら↓↓↓
女性社員とサシ飲みする事になった経緯
東京サイドのマネージャーが長崎メンバー含めて
1on1MTGを行った際にとあるトラブルの火種が発覚しました。
女性社員Aと女性社員Bがバチバチの関係性にあり、
一切口をきいていない状況にあると。
女性社員が所属するチーム構成
登場人物 | 年齢 | 特徴 | 勤続年数 (チーム在籍) | 勤続年数 (社歴) |
女性社員A | 40代前半 | ・チーム発足から現チーム所属 ・プライド高め ・人の話をよく聞かない面あり ・勤務態度は極めて真面目 ・女性社員BのOJT担当 | 3年 | 3年 |
女性社員B | 30代前半 | ・最近現チームへ異動 ・異動前は管理人管下の別チームに所属 ・プライド高い ・ルックスが良く、男性人気高い ・仕事は出来るタイプ | 3カ月 | 6年 |
女性社員C | 20代後半 | ・チーム発足から現チーム所属 ・現チームの実質的なリーダー ・仕事は出来るタイプ ・仕事に熱心で謙虚であるため、 周りからの協力を得られる人格者 | 3年 | 3年 |
チーム構成は女性3名体制です。
最近女性社員Bが現チームへ異動してきた事で、
女性社員AがOJT担当だったわけですが、
OJTのすれ違いからお互いの関係性がギクシャクしてしまったようです。
ちなみにですが、以前の記事で触れた女性社員と
本件は全くの無関係ですのであしからず。
女性社員Aのヒアリング状況
この時点では女性社員Aの情況について
ヒアリング出来ておらず、私も予定を空けられる日が
サシ飲み当日しか取れなかったため、急遽都合を合わせ、
当日サシ飲みの段取りをすることになりました。
女性社員Bも呼んでお互い顔を突き合わせての場を
セッティングする事も想定したのですが、
まだ情報不足の中での会話の場をセッティングする事は危険と判断し、
まずは女性社員Aと会話の場をセッティングする事としました。
女性社員Bのヒアリング状況
元々何年か私の管下のチームに所属しており、
座席も近くだった事からある程度の信頼関係を築けていた事も相まって、
真っ先に女性社員Bへ電話でヒアリングしていきます。
彼女の言い分として下記の通りでした。
- 作業手順書の不備について指摘するも、手順書の修正を行わず、自身のナレッジに溜めて対応する等でカバーするように言われた。
- 作業ミス抑制の観点で、手順書だけでは読み取れない前提条件等も手順書に織り込む必要性について指摘するが、好き勝手に修正すれば?と投げやりな態度を取られた。
- そのような事が重なり、話の通じない人だと認識して、極力コミュニケーションを取る事を控えるようにした。
- OJTに関しては女性社員Aからではなく、女性社員Cから教えを乞うようにシフトし、業務を進めている状況である。
- 女性社員Cへ同様の事(手順不備)を伝えたら、考えに納得してくれて女性社員Cが手順修正に協力してくれている状況である。
問題の発覚が遅れた理由
こちらのチームはセキュリティの観点から、特定の居室内で業務をしており、
周りのメンバーの目が行き届かない閉じられた空間で業務していました。
徐々に女性社員AやBの交友関係を通じて、
非常にマズイ状況が周りに漏れ出した事で、
今回の発覚に至った次第です。
速やかに問題解決にあたらなければならなかった背景
OJTのスケジュールは大凡2カ月程度で完了する見込みでしたが、
コミュニケーショントラブルが原因で、予定よりも大幅に遅延していました。
また、OJT完了のデッドラインが存在するため、
可及的速やかに事の解決に動く必要があったのです。
問題発覚した数週間後に女性社員Cが業務巻き取りのために
東京出張(3カ月超の長期出張)が予定されていたためです。
バランサーの役割を担っていた女性社員Cがチーム内に不在となり、
バチバチの状態である2名(女性社員A、B)で既存業務を回さなければならない
状況になってしまうため、事態の収拾に動かざるを得なかった次第です。
まくろうでの様子~ヒアリングの状況~
予定の19時から早めの到着のため、
色々とメニューを物色していきます。
今日は飲み放題のみの予約です。
女性社員Aからの連絡では10分程遅れる模様なので、
お先にビールを煽って、気分を落ち着かせていきます🍺
序章~美味い酒と飯で緊張を緩和していく!~
10分遅れで女性社員Aが到着。
何度か一緒に飲んだことはありますが、サシ飲みは初です。
まずは刺し盛っしょ。
ということで、到着時刻に合わせて頼んでおきました。
女性社員Aに頼みたいメニュー無いか促します。
たらの芽天ぷらとじゃがバターが気になったご様子。
早速頼んでいきます。
じゃがバターの手振れが酷い😢
ジャガイモと塩辛の相性が良いとは露知らず、
新たな発見となりました👍
少しお腹が膨れたところで、今回の議題の流れについて
頭出しをしていきます。
勿論、当の本人も呼ばれた理由は理解していますが、
ある程度、お腹も膨れてから本題に入りましょうと。
相当荒れる事は予想できたので、
まずはアルコールで口を滑らかにしてから
難題に取り組もうと考えた次第です。
というわけで、お次は映えのメニュー
「長崎和牛とウニの炙り寿司」
見栄えのインパクトはあるのですが、
あまり良いお肉を使っていないのか、下処理が良くないのか、
スジがかなり残っていて嚙み切れない😢
安心安定の雲仙ハムを注文したところで、時刻は約1時間経過。
お腹も膨れ、アルコールも程よく回ったところで
本題を切り出していきます。
中盤~号泣し始める女性社員。なだめつつも伝えるべき事は伝える私~
まず伝えた事は、女性社員Bの言い分と、
東京マネジャーから聞いた状況です。
- 女性社員Bとの関係性がギクシャクしていること
- 女性社員Bの言い分として下記が挙がっているが、お互いの言い分を聞かない限りは評価できず、今後の対策をたてられない為、女性社員Aの言い分も聞いた上で対策を練りたい。
- OJT進める中で手順不備を指摘したが取り合ってくれなかった。
早速、女性社員Aが泣き出します・・・😨
泣きながらも質問に対しては答えてくれて、
新たに得た証言は下記でした。
- 2カ月前くらいから一切口をきかない状況になっている。
- きっかけとなったやり取りは記憶にないが、OJT進捗に遅れが出ている事は認識していて、どうにか関係性修復を図ろうと、あの手この手でコミュニケーションを取ろうとしてきた。
※適宜女性社員Bへ声を掛ける等の施策 - ただ、女性社員Bが無視している状況であり、OJTも進めなければならない状況であり、どうしたら良いのかわからない。
※声をかけても頷く、首を振る等のジェスチャーのみで応答したり、隣の席にいるのにチャットで応答したりしている状況 - 女性社員Cにも事前に相談したが、一向に事態が好転しない状況で誰に何を相談すれば良いのかわからない。
特に女性社員Bが無視をしている状況に関しては、
ヤバすぎて開いた口が塞がりません😨
話を切り出してくれた女性社員Aに対して、
私が本件の問題が顕在化した後、考えていた事を態度で示します。
女性社員に対して全力で謝罪します。
と同時に謝罪の弁を述べます。
- 2か月間も結果的に放置してしまったのは、報告が無いから検知できなかった。というのが本音ではあるが、私が相談先であることを認識されていない事が女性社員Aを長く苦しませてしまった最大の要因だと捉えている。
- トラブルの火種を検知した際に報告先として認識されるよう、信頼関係を築けていない。築く活動をしていたかと問われると、足りなかった事は確かである。
- 忙しいから気を遣わせたくない等の考慮もあって報告・相談を避けていた面もあると思うが、私の真意と異なる事と、それらを管下メンバーへ浸透できていないのは私のせいである。
- 総じて、本件の責任の所在は私にある。
そうですよー!
女性社員Aははたまた号泣モードに突入。
と同時に溜まっていた私への不満・愚痴が噴出します。
声掛けが足りない、現場に顔出した時にすぐ居なくなる、
気付く人は気付いていたけど鈍感すぎる。etc。。。
女性の武器+私への不満口撃+周りの視線
に耐え忍びます。
終盤~和解。メンタルやられそうなのでその後、一人二次会へ~
ひとしきり鬱憤を吐き出して頂いた後、
受け入れる点は受け入れ、弁明する点は弁明し、
女性社員Aも落ち着きを取り戻してきました。
気が付けば飲み放題の時間はとっくに超過し、
3時間程度経過していました。
お互い喋りまくって喉がカラカラですので、
ここからはアラカルトで注文していきます。
飲み放題以外の注文は初めてでしたが、
結構メニュー数あるな💦
私は壱岐水で喉を潤していきます。
落ち着きを取り戻したところで、
今後の流れを話し合っていきます。
まずは今回初めて出てきた女性社員Bが
無視している状態である点について、
女性社員Bの言い分を再度聞いて真意確かめないことには
対策が練られない為、改めて女性社員Bにヒアリングしてから
改めて方向性を示すということで、合意しました。
実に4時間に及ぶサシ飲みはここまでとなりました。
4時間中半分ほど号泣モードであったため、
女性社員Aを見送った後に精神的疲労がどっと押し寄せ、
一人二次会へ繰り出し、一人慰労会の開催を試みるのでした。。。
↓↓↓一人慰労会の様子はこちら↓↓↓
後日談~解決策の立案・クロージング~
前提として、このような事案に関しては
お互い様(どっちもどっち)な面がある認識です。
女性社員Bへのヒアリングをすると共に、
行動面に問題がある点について指導し、
今後改善に努める点について言質を貰えました。
女性社員Aに関してはOJTの進め方に問題があったことは
女性社員Bや東京マネジャーからの情報によると確定的で、
女性社員Bのヒアリング結果のフィードバックを含め、
指導をしていきます。
教えてもらった通りOJTやってるのに、
私の何が悪いんですかー!!!
白目(°Д°)
このような状態で感情的になっている状況下で
女性社員A、Bで業務を行う事は極めて困難と判断し、
東京出張は女性社員CからBへ変更しました。
また、精神衛生的な側面も含めて安全な職場を提供する義務は
管理者の責任範疇だと認識しているので、長期的に見ても
両名を同チームへ配置しておくことは危険との判断に至り、
女性社員Aには後日会話し、先々別チームへ異動してもらう事としました。
最後に
管理者ポジションを長く経験していると、
類似ケース(部下同士のコミュニケーショントラブル)は
過去に何度か発生しています。
管理者を経験されている方は似たような
ご経験もある方も多いかと思います。
今回はハードなコミュニケーショントラブルが発生した模様をお届けしました。
おしまい。
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