初めまして。長崎ブログ管理人です。
初投稿という事で自身の自己紹介がてら、
長崎と関りを持ち、当サイト立ち上げに
至るまでのプロセスを紹介させて頂ければと思います。
神奈川県の川崎市で生を受け、
小学校低学年で親の転勤により藤沢市へ転居し、
学生時代～社会人1年目まで藤沢市で過ごしてきました。
その後は川崎市で生活してきました。
学生時代からWebサイト運営に携わり、
IT企業には興味があったので、
大学卒業後とあるIT企業に新卒で入社し、
ITエンジニアとして経験を積んできました。
長崎とは縁も所縁もなかったのですが、
転機が訪れたのは5年程前にさかのぼります。
「来週から長崎行ってくれる？」
上司からの一言で私の人生は転機を迎えます。
BCPサイトとして長崎の拠点は存在していたのですが、
サブリーダーが急遽離任する事になり、
長崎サイト担当の顧客からのご指名を受けたという理由で、
急遽人事異動を勧告された次第です。
上司にはしこたま愚痴を言い残しつつも、
独り身ですし、顧客要望という事も相まって
自分の気持ちをグッと抑えて長崎に乗り込んできたわけです。
炎上プロジェクトに突っ込まれている中での異動であった為、
異動後も満足に長崎サイドの同僚とコミュニケーションが取れずに
最悪の状況下での異動となってしまい、数々の洗礼を浴びる毎日でした。
１．長崎は来崎者対応が多く、自ずと接待が多い。
⇒関東の感覚では酒は飲めない方ではありませんでしたが、
九州人は確実に関東人の数倍酒が強いです。（何度も潰され鍛えられました・・・）
関東は飲みの場でも終電ありきでお開きの時間を考慮する風潮がとても強いのですが、
長崎はタクシー代がとても安いため、終電無関係に飲む事が一番の違いだと思います。
※関東では遠方に住んでいる方（平均通勤時間1時間から1時間半程度）が多く、タクると平気で1万超えます。
関東圏の方と飲み会をする機会がありましたらよーく見てみると、この考察が良くお分かり頂けると思います。大体24時前後で帰りたいオーラを醸し出してきますよ。
終電(24時前後)をターゲットに飲み慣れている人が大多数なので、長崎での飲み方に付いていけない方が多いんです。
2. 長崎人はフレンドリーな人が多く、心を開かなければ信用してくれない。
⇒会社上の立場等は無関係で、人の事は人として見る印象です。
技術者としてのスキルには自信がありましたし、当時の同僚でも確実に自身の方が上だという
確信もありましたが、そんな事はお構いなしで、人としてどうなのかを見ている印象が強いです。
当時の自分はワークライフバランスを重要視するあまり、ビジネスライクに社会人生活を
送っていたのですが、関東人と九州人の決定的な違いはここだと確信しています。
そんなこんなで、長崎で洗礼を受け、
1年以内に関東に戻る事を目標に心を殺して
がむしゃらに業務にあたっていたのですが、
長崎着任後半年で事件が起こります。
「ごめん、会社行けないわ」
長崎のリーダーからの電話です。
今でも鮮明に覚えています。
9:00前に同僚がフロア前でリーダーを見かけたのですが、
酷い汗をかいて放心状態で退社する様を見たらしいのです。
外線に電話がかかってきたのは10時頃で、
表示された番号は携帯電話。
最初に電話を取ったのは同僚だったのですが、
私に電話を回してほしいとのこと。
嫌な予感しかしません。
話を聞いてみると、自分が現場に居ちゃいけない感覚に襲われ、
無意識の内に自宅に戻ってきてしまったとのこと。
後々、関係者から話を聞いてみると、
数日前にマネージャーからリーダーへ
長崎リーダーは力量不足のため、
東京へ戻る事を提案されていたようで、
その事がきっかけでうつ状態になってしまったとのことでした。
まだ事件は続きます。
リーダー不在のため、会社的には私をリーダーとして推そうと
動いていたのですが、今度は長崎担当の顧客がそれを許しません。
何故かというと、前述の炎上プロジェクトの主担当は私だったのですが、
担当顧客もこの長崎担当の顧客であり、
私に対してマイナスイメージを持っていたわけです。
（こっちとしてはお前のせいで長崎に来ることになったし、こっちも別に好き好んでリーダーするわけでもなく、会社の事情を汲んで堪えてるのに、請負契約なのに請負業者の人事に口出すって何様？って感じですがｗ）
ともあれ、顧客ファーストの弊社ですので、
次のリーダー候補を探すわけです。
タイミング良く、弊社に高度のエンジニアが入社し、
マネージャー陣の説得の甲斐もあって、
長崎に着任してくれることとなったわけです。
この方は生粋のエンジニア気質（私の2歳上）で、
酒は良く飲むし、コミュニケーション能力も高く、
長崎の同僚の心をいち早く掴むわけです。
そんなこんなで、信頼できるリーダーの下、
私はサブリーダーで長崎2期を迎えるわけです。
まだ事件は続きます。
「俺、会社辞めるわ」
長崎2期を迎えて1年足らずの時に、
リーダーからサシ飲みに誘われ、放たれた一言です。
実は長崎担当の顧客が相当な曲者で、
リーダーとのそりが合わなかったということと、
元々関東の方ですし、転職といっても引く手あまたの技術力を持つ方であった為、
そこまで苦労して長崎に居る意味が薄れてきたことが要因のようでした。
ともあれ、交代要員を探す必要があるわけで、
次のやり玉にあがったのは、関東時代に同プロジェクトで同僚だった
1歳上の方が抜擢され、長崎のリーダーとして着任するわけです。
この方は、頭が兎に角良く（東大目指してたが、滑り止めの有名国立大学入学）
弁もたつ方なのですが、一度も親元を離れた経験がなく、
少々子供っぽいところがあり、仕事面では問題ないのですが
精神面での不安を残す方でした。
私の不安は的中します。
歓迎会を開いたのですが、歓迎会の最中、
急遽顧客から呼び出され私だけ2時間程中座し、
居酒屋に戻って来るや、
酔いつぶれて寝ているリーダー
怯えている様子の女性陣。
すぐさま異常を察知し、事情を聞いてみると、
超ハイペースで酒を煽り、酔いが回った反動なのか、
女性陣に膝枕をしてきたようなのです。（酔った勢いで、恐らく故意ではない）
この事件がきっかけで、女性陣からのリーダーバッシングが始まります。
先に述べた長崎の洗礼を受けたわけです。
事実は事実として捉え、飲みの席だといえ、
セクハラ行為があった事は間違いなく、
女性陣はその事件をしこりとして残っている事は確実なので、
素直に女性陣に詫びるようリーダーに諭したのですが、一向に動いてくれません。
その後、リーダーからLINEが入ります。
「動悸息切れが激しく出社でません。」
「本プロジェクトから離れられなそうなので辞表を出そうと思います。」
長崎に着任してから2カ月の間の出来事です。
結局この方は休職に入る事となり、
私が長崎のリーダーとなる事となり、今に至ります。
数々の事件を経て、同僚との信頼関係も築けたことと、
自身も成長を実感できたことも相まって、いつしか
自身を成長させてくれた長崎に愛着を持つようになったわけです。
食べ物も美味しいですし、長崎の方は皆フレンドリーで良い人も多いですし、
特別な事が無い限りは関東に戻ることなく長崎に留まろうと、そう思っているわけです。
長崎は県外者への情報発信力が弱い（情報量が少ないといった方が正しいかも）
と感じており、地元民しか知らないような情報にありふれていると常々感じます。
こういった情報は、長崎への出張者・旅行者・転勤者が求める情報だと
感じていますので、当サイトでその一助になれればと考え、
サイト開設に踏み切った次第です。
長崎の情報もさることながら、
趣味の一環で運営しておりますので、
あまりジャンルは絞らずに自身の趣味や
日記染みたものなども掲載予定です。
長くなりましたが
今後とも当サイトをよろしくお願いいたします。
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